【ふよりの商店だるま屋さんへのインタビューvol.1】

 ふより唯一の商店である「だるま屋」を営んでおられる、高下幸彦さんと久美子さんより、お話を聴かせてもらいました。

 店名の由来については、ご主人のお祖父さんが初代で明治末期より創業、元々は、宇治の塩田(隣の町)に「まるや」という店から始まりました。現在の地に移り、「だるま」のように七転び八起きして地域のために商売を繁盛させたいという思いが込められているそう。

 お祖父さんの時代には、馬車で山を上り下りし、食材や材木などを運搬されており、羽山渓と山本坂が主なルートであったそうです。

 昭和11年から父親がお店を引き継ぎ、切り出した木や米以外の食材、日用雑貨を三輪トラックで運搬していました。

 元々、今の場所は、散髪屋で、近くには、農協・中村役場・診療所・衣料品店・タバコ屋・交番・パーマ屋があり、それは賑やかであったようです。

 昭和30年頃から中地域の人口が減り始めましたが、ご主人が後を継ぎ、食材の仕入れ・弁当作り・雑貨販売・新聞配達をご夫婦二人三脚で頑張っておられます。

 4年前にご主人は新聞配達中に大事故をされましたが、今では運転もできるようになられています。

 これからもご夫婦仲良く、中地域のために、出来る限りのことをやっていくつもりだと笑顔で仰っておられました。ご家族は、ご主人・奥様・4女。

 皆様もふよりに来られた際には、是非とも「だるま屋」へお立ち寄りください!!

ふより日和

私たちは、この地域を愛し、 「福祉」×「地域創生」で 旧布寄小学校を拠点とした にぎわいのあるまちづくりに 取り組んでいます。