大福利明さん (中地域連絡協議会前会長) インタビューvol.2
令和4年4月12日(火)P.P.P.新人研修の一環として中地域のことを学ぶため、長年に渡り「中(なか)地域連絡協議会」の会長をされた大福利明さんのご自宅に訪問させて頂きました。新卒職員6名がインタビュアーとして取材した内容をお知らせします。
質問①;中地域連絡協議会の成り立ちとその目的について教えて下さい。(インタビュアー:佐久間 絢梨)
大福さん:地域全体をまとめる会を作ることで高梁市への陳情をすること。中地域にP.P.P.受け入れる時も当協議会が携わった。
質問②;中地域はいくつのブロックに分かれ、その中で他にもどのような会がありますか?(インタビュアー:行徳 彩音)
大福さん:中地域は、7つのブロックに分かれており、小泉地域と合わせると計14の行政地区となっている。「布寄研精会」という大きなまとまった団体の他に、婦人会やゲートボール等の会もある。
質問③;大福前会長が幼少期の頃には、中地域には何世帯何家族が暮らしていましたか?(インタビュアー:奥田菜都美)
大福さん:幼少期のことは、よく覚えていない。現在の人口・世帯と比べ2~3割増しであった。
現在は、中地域全体で人口330人(男性158人、女性172人)の186世帯が生活をされている。小学生の人数も3~4人で子ども声を聞かなくなった。
質問④;大福前会長が幼少期の頃の遊びや地域の行事は、どんなものがありましたか?(インタビュアー:川西 亜実)
大福さん:小中学生の頃には、周りの自然物を使って竹馬やハコスキーを自分で作って遊んでいた。地域の行事としては、運動会やお祭りなどがあり、それらを通して地域交流の場が作られていた。
質問⑤;この地域へどのようにして、移住者や若者を呼び込むことができると思いますか?(インタビュアー:藤原 百花)
大福さん:この地域に留まらず、日本全体の厳しい現状だと思う。若者が住みたいと思える場所はどんなものかアイデアがたくさん欲しいと思っている。P.P.P.では、新卒職員が毎年中地域へ研修で来てくれて活気が出て嬉しく思っている。
質問⑥;最後に、この地域の誇れるもの、後世に伝えていきたいものはありますか?(インタビュアー:石岡 義也)
大福さん:収穫祭を兼ねた「渡り拍子」や「盆踊り」のような「早川踊り」は、昔からある歴史的なものであるため、のこしていきたい。早川踊りに関しては、この踊りを発足した早川代官がおり、布寄に墓碑もあってとても伝統的な物だからのこしたい。また、地域の運動会やぶどう類の栽培も何とか続けて欲しい。
大福利明さん、この度は、急な申し出にも関わらず、あたたかく、そして丁寧に教えて下さりありがとうございました。新卒職員にとって貴重な経験になったと共に、ご夫妻のおおらかなお人柄から布寄の地域性が感じ取れたのではと思っています。
今日は、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
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