【2022年も大変お世話になりました】

 本当に時が経つのが早いですね、昨年の餅つき会が昨日の事のように感じられます。

 今年もコロナ禍ではありましたが、徐々に地域のイベントも再開されております。

 中地域でも秋の神社のお祭りやイベント等にお誘い下さり、仲間たちも喜んでいました。

 農業では、野菜の栽培品目を絞り、季節ごとで数種、そして高梁市が特産化を目指す「冬採り玉葱」の定植量も増やしました。ぶどう農家さんの協力により実現した「せとうちマルシェ」や「JAのイベント」、吉備国際大学とのコラボイベント「うぇるふぇあ」等への出店の機会もいただきました。また、児島の事業所(P.P.P.)よりビニールハウスを移設し、今後はトマトの栽培にも力を入れる予定です。さらに、しいたけの菌糸工場も来年度に完成します。この地域の耕作放棄地の活用、雇用創出、移住・定住の促進、地場産業の継承、はたまたヤギさんにも活躍してもらおうと計画中です。

 さて、旧布寄小学校の西校舎の再生計画ですが、来年度には、6次産業としての加工場と地域の皆様が集える食堂に生まれ変わります。そこでも地域の市場に出ないような野菜や果物を買い取り、加工・販売し仲間たちの賃金向上と地域の活性化を目指します。

 暮らしの場については、現在、仲間の皆さんが入居されているグループホームが満床のため、令和5年5月を目途に布寄の車で15分の所にある旧高梁市青少年研修センターをグループホームとして改修予定です。仲間たちの自立に向けた次のステップの場としても選択肢が広がり、さらに地域の方々との関係が生まれることを嬉しく思います。

 12月27日(火)には、オールスターズ!布寄の作業棟前にて、かぐら街道「布寄直

売所」のメンバーの方々のお招きにより、餅つきをご一緒させていただきました。今回は、

高梁市教育関係のお客様(高梁100チャレンジ、地域おこし協力隊、吉備国際大学の留学生等)も来場下さり、いつになく賑やかな餅つき会で今年一年を締めくくることができました。

 私たち一同、知恵を出し合い、また、地域の方からのご助言やご配慮により、今までにない体験と希望を見い出すことができたと思います。しかし、まだまだ、この地域の魅力を発信しきれていませんので、地域だけではなく、岡山県全域、日本全国、世界中に、「ふより」の魅力を一人でも多くの方へお届けできたら幸いです。

 来たる2023年は、新しい事業のスタートを控えております。仲間を増やし、関わる皆様と一緒に中地域を盛り上げて行きたいと願い、年末年始のご挨拶とさせて頂きます。

ふより日和

私たちは、この地域を愛し、 「福祉」×「地域創生」で 旧布寄小学校を拠点とした にぎわいのあるまちづくりに 取り組んでいます。