【世界を救う!「グルタチオン」】

 小春日和の下、小川健一博士(京都大学理学部大学院卒、現;岡山県生物化学研究所グループ長)、三橋秀一博士(東京大学農学部大学院卒、現;㈱WAKU取締役CTO)、桝谷優輔氏(クニミネ工業ライフサイエンス部所属)をお招きし、玉ねぎの播種講習をしていただきました。

 小川健一博士は、「グルタチオン」の研究者です。「グルタチオン」とは、3つのアミノ酸が結合した物質で、植物の生長における光合成を活性化するものです。生長速度、病害抵抗性などを向上させる効果があるとの実証実験結果が出ています。「グルタチオン」を使用した植物の生育に革命を起こし、世界の食糧難不足の解消と脱炭素社会に必要なカーボンニュートラルを推進する第一人者なのです。

 三橋秀一博士は、㈱ENEOSにて、「燃料×バイオ×環境」をキーワードとしたその世界では第一線を走っておられる研究者です。植物の光合成をダイレクトに活性化させる資材「グルタチオン」の存在を知り、開発者の小川博士と意気投合、その技術により日本そして世界の農林業の活性化を目指しておられます。

 本日は、小川博士が選別し、研究用として持参された1000個の玉ねぎのタネを受け取り、播種のレクチャーを直々にしていただきました。これから播種し、生長段階で適時記録を付け、「グルタチオン」の効果を測定していくこととなります。

 この布寄の土地から世界へ羽ばたく「玉ねぎ」を乞うご期待ください!!


ふより日和

私たちは、この地域を愛し、 「福祉」×「地域創生」で 旧布寄小学校を拠点とした にぎわいのあるまちづくりに 取り組んでいます。